最近、幹部からの裏のご相談が続いております。できる幹部ならではのご相談ですので、参考までにご紹介します。
これらは社長だけに起きることではなく、幹部自身にも起こり得ることですので、誰もが気をつけたいところです。
1.決めない社長に困っているんです
問題の中には店だけでは解決できない問題が起きることもあります。
そのような時、経営幹部が判断して対応できる場合もありますが、経営方針に関わることは社長の判断が必要になります。
この場合は社長が経営判断を下さなければいけませんが、幹部が解決策を提案しても、社長が判断しない、決めないということがあるというお悩みです。
幹部は提案までしているので、これ以上できることがなく、いつになっても改善されないという別の問題が起きているようです。
このようなケースの場合、大抵は社長の判断軸がいくつもあって、その優先順位が決まっていないことが原因です。
あれもこれも心配で、全てを解決したいと思うあまり、決められないことが多いようです。
このようなとき幹部としては、問題の優先順位をロジカルに整理して、解決の道筋の判断基準まで提示することが必要です。
この場合の幹部としての役目は、社長が決めやすくする準備までするということですね。
2.決めつける社長に困っているんです
店で問題が起きたときに、いつもダメ出しから入る社長では、店も幹部もモチベーションが上がりません。
問題の原因も社長がすぐにこれと決めてしまい、店の意見などを聞いてくれないというケースが多いです。
問題の原因は、大抵の場合色々な要素が絡み合っていますので、一つのことを解決しても、また同じようなことが起きることになります。
このような場合、社長にすぐに意見を言うことはなかなか難しいですので、まずは社長の指示通りのことをやり遂げることから始めましょう。
社長から指示される→やってみる→結果を報告する→次の指示を仰ぐというサイクルを何回かまわしてみます。
このサイクルを回している間には、指示されたことがうまくいくこともあれば、うまくいかないこともでてきます。
そのことを包み隠さず報告しながら、幹部としての提案も少しずつ入れる→やってみる→結果を報告するというように、
色々なやり方を試す方向で徐々に社長とも相談しながら進めてみるとよいでしょう。
3.現場(店)の責任にする社長に困っているんです
社長が現場をあまりよく知らないというケースがあります。この場合は、社長にとっては何故成果が上がらないのか、何故問題が起きるのかが分かりません。
その時に陥りやすい問題は、その原因が全て現場にあると思ってしまうケースです。
現場の「何か」が上手くいっていないという判断をしてしまうためです。
ただ、現場が成果を出す仕組み自体は、社長をはじめ本部が構築する責任がありますので、
どこまでが本部の責任で、どこからが現場の責任かを明確にすることが大切です。
そのためには、簡易的なものでもよいので、本部と現場の責任範囲を言語化・リスト化することが近道です。
いつも現場の責任になる会社のケースでは、この言語化・リスト化ができていないことがほとんどです。
これを作成するのも本部の役目ですので、是非言語化・リスト化してみてください。
以上
あなたの会社の社長に困っていることはありますか?
