せっかく会議を招集しても、なかなか意見がでてこないという経営者の声は本当に良くお聞きします。
本来は幹部で意見を出し合ってより良い問題解決策を見つけたり、成功事例などを共有して横展開につなげたりできれば良いのですが、
何故か発言が少なく、結局経営者からの一方的な指示や意思決定を伝えるだけという会議が多くなりがちですね。
今回は会議での幹部の発言が少なくなる理由について整理してみます。あなたの会社のチェックリストとしてもご活用ください。
1.すぐダメ出しがでる
発言してもその場で経営者からのダメ出しがでるので、「どうせ言ってもダメにきまっている」という、なかば諦めの状態になっていることがあります。
たとえ発言内容が稚拙だったとしても、一旦受け止めて、どうしたら実行可能になるかのディスカッションをしたいですね。
2.普段からマイクロマネジメントをされている
通常の業務について、細かいことまで指示されるマイクロマネジメントが常態化していますと、幹部は考えることをしなくなります。
上からなんでも指示してもらった方が楽ですので、自然と発言も少なくなります。幹部には自ら考える人になって欲しいので、指示の出し方には注意が必要です。
3.権限移譲がない(決定権がない)
幹部にある程度権限を委譲することは大事です。自分に決定権がないと自分ごととしてはなかなか考えられないですね。
幹部には特に当事者意識を持って欲しいので、必要な権限移譲を行い、そのことに関しては幹部に任せることも大切です。
4.意見を言わなくても会社はまわっている
幹部が特に意見を言わなくても、会社の売上や利益が上がっている場合、危機意識が低下して発言が少なくなることがあります。
会社の売上や利益が今上がっていることと今後も上がり続けることは同じではありませんので、その危機意識を幹部に持たせることはとても大事です。
5.発言しても「のれんに腕押し」になる
幹部がせっかく発言したとしても、そのことに対して決めなかったり、先送りしてそのまま自然消滅したりすることがあります。
これでは発言する意味がなくなってしまいますね。発言に対してはきちんと最終意思決定をするようにしましょう。
6.発言者が限られている
会議での発言者がいつも限られていて、それで会議自体が成り立っている場合、発言者以外は「黙って聞いていれば大丈夫」だと思ってしまいます。
いつも発言しない幹部にも発言の機会を作ってあげることが大事ですね。
その際も「何か●●について意見はありますか」という投げかけだけではなく、
指名して「先ほどの意見について賛成ですか?反対ですか?その理由は?」「あなたの部署では●●についてどうしていますか」など、
発言しやすい質問の仕方も工夫すると良いでしょう。
7.「できない理由」より「どうしたらできるか」
新しい案などに対して、できない理由を探すことに慣れている幹部もいますね。
そこから他の人もできない理由を挙げる会議になってしまったなどということもよく耳にします。できない理由は何故か発言が多くなります。
このような時は、途中でディスカッションの方向を「どうしたらできるのか」に切り替えてあげることが必要です。建設的な会議になるように進行することも大事ですね。
以上
あなたの会社の幹部は積極的に発言していますか?
