『店舗体幹®』を鍛えて利益重視の店舗経営へ
髙橋店舗経営コンサルティング

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「インフルエンサーを使って売上を伸ばしたい」

「ブランドの顔としてインフルエンサーを使っている」

 

誰もが毎日SNSに触れることが当たり前になった今、インフルエンサーの活用はマーケティング施策の選択肢の一つになっていますね。

 

ただ、当然のことながらインフルエンサーは影響力があればあるほど、コストも高くなります。

また、インフルエンサーを使った時は集客や売上への貢献が大きいものの、

その効果は限定的ですぐに元の状態に戻ってしまうという声もよく聞かれます。

 

そんな中で、今回はスタッフをインフルエンサーに育てて、集客や売上に貢献してもらう方法について見ていきましょう。

1.どんないいことがあるの?

スタッフがインフルエンサーになれれば、プロのインフルエンサーほどの効果は期待できないものの、

低コストで実施できる以外にも次のような多くのメリットが見込まれます。

 

1)継続的に発信できる

スタッフは常に店舗にいますので、ネタさえあれば継続的に発信することができます。

これは認知を定着させるという意味でとてもプラスになります。

 

2)商品・サービスの強みを再認識できる

発信する内容の多くは商品やサービスになりますが、

競合他社との差別化をするために、自店(自社)の強みを再認識することができます。

 

3)顧客との会話がしやすくなる

発信者が店舗にいることにより、顧客との会話がしやすくなります。

たとえ発信者が直接接客していなくても、顧客から見えるところにいるだけで、

会話のきっかけにすることができます。

 

4)店舗スタッフ自身の成長になる

発信を続けていくとスキルも上がっていきますので、自然とスタッフにも自信がついてきます。

スキルが上がれば楽しさも増して、自分から工夫するようになります。

 

5)本部スタッフも登場できる

商品やサービス、販促施策などの開発者も、時には発信者になれば、

その努力にも光が当てられますし、会社としても一体感が醸成されていきます。

 

2.どのように進めればいいの?

 

1)目的の明確化

集客、ブランド認知、顧客との関係性づくりなど、発信する目的をきちんと明確にしておきましょう。

 

2)ブランドのらしさの再確認

ブランドのらしさを言語化して、発信する内容にらしさが表現されているかを確認するようにしましょう。

 

3)スタッフの選定

発信することに前向きに取り組める人、得意な人などを選びましょう。

インフルエンサーとしては、スタッフの誰もができることではありませんので、その点は注意が必要です。

 

4)発信ルールの設定

発信の頻度(週に1~2回など)、曜日、時間、テンプレートなどを

決めておき、発信者は内容の作成に集中できるようにしておきましょう。

 

5)成果の可視化

可能な範囲で、数字(いいね数、発信後の売上など)や顧客の声などを集めて、

振り返りができるようにしましょう。

 

3.ちょっと気をつけたいこと

 

1)スタッフの個性も大事に

発信する内容の主役はもちろん商品やサービスですが、スタッフの個性も大事にしましょう。

そもそもスタッフの個性もブランドに合っているので採用しているはずですね。その個性は活かすようにしましょう。

 

2)発信者をバックアップ

発信者だけが関わるのではなく、店舗の全員が発信者をバックアップする体制も築きましょう。

全員でネタ探しをする、発信内容が完成したら発信作業は他のスタッフがやるなど、協力することが大切です。

 

以上

 

あなたの店にはインフルエンサーになれるスタッフはいますか?

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