『店舗体幹®』を鍛えて利益重視の店舗経営へ
髙橋店舗経営コンサルティング

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いよいよ年末商戦の本番ですね。大きなヤマ場を迎えるための準備を再度確認しておきましょう。

1.商品の準備

 

・週別売上目標の設定

 

商品・サービスの週ごとの売上目標をたてておきましょう。

週別の目標は、昨年同時期の売上と今年の商品・サービスの強さを考えながら、

週の目標の強弱をつけて現実に沿ったものにすることが大事です。

 

・在庫の確保(通常商品、限定商品、キャンペーン商品など)

 

繁忙期に売れ筋・売り筋の欠品を起こさないように、在庫を確保するようにしましょう。

特に、この時期だけの限定商品やキャンペーン商品などの在庫は、

一番のヤマ場の週には切らさないようにすることが必須です。

 

・納品体制の確認

 

商品や食材、備品などの納品体制も事前に確認しておきましょう。

繁忙期には通常期よりはるかに多い物流が発生しますので、

遅延のないように手配することや、場合によっては納品回数を増やしたりすることも検討が必要です。

 

・限定商品・限定サービスの確認

 

限定商品や限定サービスはこの時期の大きなウリですので、

数量や販売時期などは間違いのないように確認しておきましょう。

 

2.販促の準備

 

・キャンペーンの内容確認

 

年末のキャンペーンは、業界を問わず実施されており、12月は街に様々なキャンペーンが溢れている状態です。

自社のキャンペーンは、何が訴求ポイントかをきちんとスタッフに周知し、

事前の問い合わせにも適切に答えられるようにしておきましょう。

 

・告知の準備

 

自社HPSNS、チラシ、DMなど、何の手段で、どのような告知を、いつだすのかを確認しておきましょう。

店舗スタッフが認識しやすいように、告知一覧表を作っておくのも良いでしょう。

 

・店内装飾・ディスプレイの確認

 

12月の店内装飾、商品やサンプルのディスプレイについては、大きくは2つの時期に分けて考えます。

クリスマスまでと年明け1月を見越した年末のものです。

それぞれ訴求する商品やサービスが異なりますので、

切り替えをスムーズに行うための段取りは事前に確認しておきましょう。

 

3.接客応対の準備

 

・接客応対の再確認

 

繁忙期の接客は、通常期に比べて粗くなりやすいのが一般的です。

通常期のような丁寧な接客が出来ない時もあるかもしれませんが、

感じの良い接客はレベルを落とすことなく実施したいですね。

スタッフにもこのことを認識してもらえるように、毎日の朝礼や掲示物などで常に伝えていくと良いでしょう。

 

・臨時スタッフの教育

 

繁忙期の臨時スタッフも多くシフトインする時期ですが、

顧客にとっては臨時スタッフも通常期スタッフも同じスタッフですので、

基本的な接客トレーニングは必ず実施しましょう。

 

4.オペレーションの準備

 

・人員体制の確認(臨時採用、シフト計画)

 

繁忙期に必要な人員は早めに確保し、できる限り無理のないシフト組みをしましょう。

売上目標や入店者数の大きさ(多さ)に合わせてシフト組みをすることはもちろんですが、

本部からの応援体制もとって、全社で繁忙期を乗り越えるようにすることも大事です。

 

・混雑時のオペレーションの確認

 

混雑時は、店内の室温やBGMの音量の調整、レジ待ち時間の短縮、

店内動線(顧客、スタッフ)の見直しなどを状況に応じて適時行うようにしましょう。

 

・予約受付の確認

 

予約受付専用のノートやタブレットを用意し、内容のヌケ・モレがないようにしましょう。

また、顧客の希望とのズレをなくすために必ず復唱して確認することが大事です。

 

5.1月の準備

 

・年始売出し/福袋の準備

 

年明け1月の準備は年末のうちに整えておきましょう。

年始の売出しやセールの準備、福袋の販売体制などを、事前に確認しておくと良いでしょう。

 

以上

 

あなたの店の「年末の売る体制」は整っていますか?

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