最近20代の起業家の方々とお話しする機会がございました。それぞれのビジネスの内容をお聞きするだけでワクワクしたり納得したりと、刺激的な時間を過ごしました。
そのような中で、若き起業家の方々に共通していることがありましたので、今回はそれをご紹介させていただきます。
1.大きな志がある
やはり若き起業家の皆さまは「大きな志」を持っています。目の前の問題の根っこの部分に光をあてて、このままではいけないという危機感を持っています。
その危機感が若き起業家の方々の思考を、ある方は日本全国規模の視点に押し上げていました。
また、別の方は次の世代や未来へつなぐという視点に立っていました。
自分の20代のころを思い出してみますと、恥ずかしい思いがいたします。
志は人を動かす原動力になるということを改めて教えていただきました。
2.型にはまっていない
学生起業をされている、経営者として会社のTOPに既にいるなどのことからか、あまりビジネスパーソンとしての型にはまっていない方が多いです。
オンラインでのコミュニケーションがほとんどでしたが、服装はもちろんラフですし、髪型も自由な感じです。
私との会話はB to Bの関係ですので、言葉遣いはきちんとしていますが、
まったく対等に(当たり前で良いことですが)お話しをされていまして、発想も自由で関心してしまうほどです。
会社勤めの若い世代は、なかなか会社の型にはまらないで働くことは難しいと思いますが、
少なくとも型にはまらない思考自体は封印して欲しくないですね。
3.独自の問題意識がある
何に問題意識を持つのかは、人それぞれですしそれで良いと思いますが、若き起業家の方々は、目のつけ所が違いますね。
また、目をつけただけではなく、それを解決するにはどうしたら良いかまでを深掘りしているところ、そしてそれを行動に移しているところが本当に素晴らしいですね。
意識を変えると行動が変わる(最終的には運命まで変わる:意識→行動→習慣→人格→運命)と言われていますが、
まさに問題意識の持ち方で目に見える行動が変わっているところを見させていただきました。
4.仕事に誇りと自信を持っている
若き起業家の方々は、自分のやりたい仕事をしていると言えますので、自分の仕事に誇りを持っていますし、
お話ししているだけでそれを感じることができます。
また、常に上手くいっているわけではないと思います(自分の経験も踏まえまして。。。)が、
やり遂げる自信のようなものを感じることができます。
これはおそらく、自分の仕事の目的や意義がはっきりしていて、目指すゴールの姿が見えているからなのだと思います。
昨今、ワークライフバランスの重要性が注目されていて、人によっては仕事よりプライベートの時間を充実させたいと言う人もいます。
それはそれで良いのですが、毎日多くの時間を費やしている仕事に誇りと自信を持てることは、毎日を充実させてくれることは間違いないですね。
5.日本のことを考えている
人は使う言葉にその人の考え方が表れると言われますが、若き起業家の方々はまさに当たっていると思います。
言葉の端々に「日本を元気にしたい」とか、「もっと安心・安全に暮らせる日本にしたい」のような言い方をしています。
「実現したいことがあれば、それを言葉に出して人に伝えると良い」といったこともよく耳にしますが、それを実践しているのかもしれませんね。
今のところまだ出会っていないだけだと思いますが、私は日本の中だけで考えるのではなく、
世界の中の日本という視点で、若き起業家の方々がもっと議論したり、行動したりできたらより素晴らしいと思っております。
以上
あなたの会社の若い世代の問題意識はどのようなものでしょうか?
