『店舗体幹®』を鍛えて利益重視の店舗経営へ
髙橋店舗経営コンサルティング

〒104-0061  東京都中央区銀座 7ー15-8 タウンハイツ銀座406
銀座線 銀座駅から徒歩 8分
email : info@store-management.com

営業時間
 9:30-18:00
 定休日
土日祝日、年末年始

お気軽にお問合わせください  

03-6869-8198

店長はリーダーシップを発揮して、店のチームをまとめて成果を出さなければいけません。

 ただ、リーダーだけがいれば店はうまく回るというものではなく、リーダーをフォローする役割をするメンバーが必ず必要になります。

 今回はリーダーをフォローするためのフォロワーシップについて見ていきましょう。具体的にお話しするために、ここでは副店長のフォロワーシップについてお話しします。

1.フォロワーシップとは

 

副店長のフォロワーシップとは、店長と同様にチームの成果を最大化するために、店長の方針や指示の意思決定をチーム内で建設的に推進することと言えます。

また、フォロワーシップはリーダーシップを補佐したり、補強したりすることとも言えますので、常に対になってチームをまとめていく考え方であると理解しておくと良いでしょう。

 

2.フォロワーシップが重要なワケ

 

チームがその目標を達成するためには、店長がただ指示をだしていれば良いわけではなく、実際の施策を推進していく行動が全員に求められます。

 

その際に、施策を積極的に推進する役割のメンバーが必要で、副店長がその役割を最も期待されていると言えます。

 

また、チーム運営の面からも、チームのディスカッションが活発になるように副店長が率先して発言したり、

店長と副店長が一枚岩になって協力し合っているところをチームに見せたりすることも、副店長自身にフォロワーシップがあるからこそ実現できるものです。

 

3.副店長の具体的なフォロワーシップとは

 

1)店長の意思決定を浸透させる

 

チームメンバー全員が、店長の意思決定をいつも正しく理解しているとは限りませんので、必要に応じてメンバーにかみ砕いて説明してあげることが大事ですね。

チームメンバーの納得感が高ければ高いほど、施策をスムーズに進めることができますし、チームの一体感も増しますので、副店長の役割はとても重要です。

 

2)店長の業務に集中してもらう

 

店長は店の運営のかじ取り役ですので、できるだけその役割に集中できることが望ましいです。

言い換えれば、店長には店長がやるべき業務、店長しかできない業務に集中できる方が良いということです。

ですから、店長の業務の中で副店長ができることがあれば、進んでその業務を引き受けることが大事ですね。

 

3)活発なディスカッションを促す

 

店長の意思決定の前に、チームメンバーの意見を聞く場がある時は、副店長は自分の意見を積極的に発言し、

他のチームメンバーも意見が言いやすいように、副店長からチームメンバーに振ってみることも大切です。

良いアイデアは活発なディスカッションから生まれますし、発言できる場があることが職場の風とおしを良くします。

 

4)店長の意思決定後は「まずは全員でやってみる」とする

 

活発なディスカッションの後、店長が最終的な意思決定をしましたら、

たとえ全員が充分に納得できていなくても、「まずは全員で決まったことをやってみよう」というスタンスに立ちます。

もし充分に納得できていないチームメンバーがいた場合は、副店長がそのメンバーをフォローして、意思決定を後押ししましょう。

話し合う→決定する→やってみる→不具合などないか確認する→必要があれば修正するという基本サイクルで進めるよう促していくと良いですね。

 

5)店長に意見具申する

 

店長の意見や考え方に疑問を持った時や別のより良い方法などがあると思った時には、

店長に対して建設的な提言として積極的に伝えるようにしましょう。

店長に対しては、なかなかチームメンバーからは言いにくい場合もありますので、

健全なディスカッションにするためにも、副店長から意見具申をすることは大切ですね。

 

以上

 

より良い店舗運営のために、副店長のフォロワーシップを見直してみませんか?

★目次に戻る

お問合せ・ご相談はこちら

お電話でのお問合せはこちら

03-6869-8198
受付時間
TEL 9:30-18:00/email:24時間受付
定休日
土日祝日、年末年始