『店舗体幹®』を鍛えて利益重視の店舗経営へ
髙橋店舗経営コンサルティング

〒104-0061  東京都中央区銀座 7ー15-8 タウンハイツ銀座406
銀座線 銀座駅から徒歩 8分
email : info@store-management.com

営業時間
 9:30-18:00
 定休日
土日祝日、年末年始

お気軽にお問合わせください  

03-6869-8198

店舗経営ではスタッフが協力しあって仕事をしなければいけませんので、良いチームワークが欠かせません。

そこでは指示の出し方によってチームが円滑に動いてくれたり、反対にチーム内に摩擦が起こってしまい、うまく結果がでないということもありえます。

今回は、人を動かす伝え方vs人を動かせない伝え方について考えてみましょう

1)「目的(Why)」を伝えるvs「手段(How)」だけ伝える

指示の目的、「何故それをやるのか」「何故今それをやるのか」などを明確に伝えますと、スタッフの納得感が増し、自発的に考えて行動するようになります。

自分なりの工夫や改善など、質の高い仕事をしてくれるようにもなります。

一方で、やり方だけを伝える指示の出し方では、スタッフの納得感は低くなり、仕事が単なる作業になってしまいます。

これではスタッフのモチベーションもあがりませんので、良い成果も期待できませんね。

 

2)「相手目線」で伝えるvs「自分目線」で伝える

相手のレベルや仕事の繁閑などの状況を考慮して伝えますと、相手も「自分のことを理解してくれている」と思ってくれて、仕事に対して前向きに取り組んでくれます。

前向きに取り組みますと、仕事の質が良くなり、良い結果が生まれる可能性が一段と高くなります。

反対に自分目線で指示をだすというのは、「自分の時はこうしていた」「私は今忙しいからこれをやっておいて欲しい」などと、相手のことを考えずに指示してしまうようなことです。

これらは指示された当人はやる気をなくしてしまう伝え方ですので注意したいですね。

 

3)「具体的に」伝えるvs「抽象的に」伝える

具体的に指示を出すとは、「●●日までに■■を終わらせておいて欲しい」「報告書にはABCの3点を必ず盛り込んで提出すること」などのように、

指示を出す側と出される側が同じ理解ができる出し方のことです。これなら後で行き違いによる問題は起きないですね。

これが「■■をしっかりやっておいてくれる?」「前回分かりにくかったから、今回のイベントの報告書はちゃんとしたものを出して!」などと言われてしまいますと、

「しっかり」とはどういう意味?どのように「ちゃんと」すれば良いの?となってしまいますね。

 

4)「認める」から入る伝え方vs「否定」から入る伝え方

「●●は良かったですね。あと▲▲のところはもう少しこうならないかな?」「●●をやってくれてありがとう。あと▲▲のところはいつできそう?」など、

最初に相手のできている行動や結果を認めてあげることが大事です。

そうすることで、次にやって欲しいことに気持ちよく取り組んでくれることにつながります。

反対に、「▲▲だとこうなるからダメだよね」「まだ▲▲はできてないの?」などと、

できていないことだけを指摘しますと、相手も委縮してしまい、その後の仕事も良い仕事ができそうにないですね。

 

5)「2-way」の伝え方vs1-way」の伝え方

初めから2-way(双方向)の伝え方を意識していると、内容のズレもなくなり、よりスムーズに仕事がまわるようになります。

自分の伝えたことが、自分と同じ理解になっているかを確認したり、分からないことがあったらいつでも質問できる態勢や雰囲気を作っておくことなども大切ですね。

「これやっておいて」「メールを出しておいたからいいだろう」という1-wayの指示の出し方では、

やらされ感がふくらんでしまったり、指示の見落としや理解のズレなどが発生してしまう可能性がありますので、注意が必要ですね。

 

以上

 

あなたは人が気持ち良く動ける伝え方をしていますか?

お問合せ・ご相談はこちら

お電話でのお問合せはこちら

03-6869-8198
受付時間
TEL 9:30-18:00/email:24時間受付
定休日
土日祝日、年末年始