今回は2025年7~9月までの販売チャンスを売りどきカレンダーとしてお伝えします。自社の準備状況の確認や新しい販促アイデアなどにご活用くださいませ。
【7月~8月】
・七夕/花火大会/盆踊り ※地域イベントへの連動企画
・サマーギフト/帰省ギフト ※定番からオリジナル企画まで
・土用の丑の日 ※ウナギだけではなく「スタミナ食材」全般に注目
・UV対策/制汗剤/日焼け後ケア ※美容と健康の両面から
・暑さ対策(冷感・涼感商品/家電/熱中症対策/快眠商品)
・夏レジャー(避暑/海水浴/プール/バーベキュー/キャンプ/登山)
・夏衣料/夏雑貨 ※快適性・トレンドの取り入れ
・夏メニュー/食中毒防止
・夏休み部活動/夏休み集中ゼミ/夏休み自由研究 ※学生向け企画
・防虫対策(虫よけ、殺虫、虫駆除)
・体調管理/疲労回復/栄養補給 ※夏バテ防止
・朝活/サマータイム通勤 ※朝時間需要・簡便商品・サービスに注目
・夏のセール ※猛暑の期間を予想してタイミングを決定
・参議院選挙 ※集客変動を予想してシフト調整
【9月】
・残暑対策/台風対策/防災の日 ※災害への備え提案
・衣替え ※夏物最終販促、秋物立ち上げ
・新学期/遠足/運動会 ※来年度ランドセル需要もあり、お弁当・飲料の提案
・秋の行楽シーズン ※車・電車移動時の需要にも注目
・食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋
・敬老の日 ※高齢者含む家族消費の提案
・シルバーウィーク
・世界陸上競技選手権大会(東京) ※集客変動を予想してシフト調整、スポーツ関連需要に注目
【不安定要素】
店舗ビジネスに影響を与える様々な不安定要素には、普段からその動向を注視しておきましょう。
・原材料費/物価の高騰
・夏の猛暑の見込み(日本気象協会)
→電力不足、農作物の生育不良、消費意欲の減退
・人手不足の深刻化/人件費の高騰
・新型コロナウイルスの変異株の世界的な動向
・超高齢化社会への移行
【売りどきを逃さないために】
売りどきを逃さず、しっかり売上をあげていくために、以下のことを再度見直してみましょう。
・向こう3か月の売りどきカレンダーを作成する
・売りどきの各施策を決め、準備は少なくとも3か月前には始める
・各施策の担当責任者を決めて、施策ごとのプロジェクトとして準備を進める
・各施策準備の進捗を1~2週間ごとに確認する
・各施策の販売体制(オペレーション、人員、告知など)を計画的に準備する
・各施策終了後には、必ず振り返りを行い、記録に残しておく
以上
今年の夏商戦も、体調に気をつけながら、元気に乗り切っていきましょう!