『店舗体幹®』を鍛えて利益重視の店舗経営へ
髙橋店舗経営コンサルティング

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会社が発展していくためには、幹部の成長がかかせませんね。その際、幹部の更なる実力アップを期待するのであれば、幹部育成の適切な考え方と方法を知っておくと早く育成することができます。

1.幹部育成の考え方

人財育成の基本的な枠組みは、「全体の底上げ」と「選抜組の育成」に分かれます。

 

全体の底上げとは、例えば店舗スタッフ全員の接客レベルの向上のように、全体のレベルアップを図ることです。

選抜組の育成とは、エリアマネージャー(またはスーパーバイザー)や部長級のリーダーシップ力の向上のように、選ばれし人の能力向上を図ることです。

 

今回は選抜組としての幹部の育成を図り、会社全体を活性化させる仕組みについてお伝えいたします。

一般的に幹部育成といいますと、多くの場合「研修をします」という発想が普通です。

 

もちろん研修をすることは間違いではありませんが、幹部育成をする時の考え方としては、「7:2:1の法則」に則って進めてみましょう。

 

721の法則とは、経営幹部が何から学びを得るかといいますと、

7割は仕事上の経験、2割は上司・先輩・同僚との交流、その中での助言や自分自身の気づき、1割は会社が提供する研修や自己学習の機会から得られるというものです。

 

これは米国で経営幹部を対象に調査した結果ですが、日本でも当てはまるものとして、広く使われている考え方です。

 

これによりますと、幹部育成には研修だけではなく、他者との交流の機会や経験がとても大切なことが分かりますね。

少なくとも研修を受けるだけでは、なかなか幹部は育ちにくいということになります。これはあなたも実感として受け止められるのではないでしょうか。

 

2.幹部を成長させる仕組みとは

それでは幹部が成長するためにはどのような仕組みがあれば良いのでしょうか。

 1)幹部としての研修を実施する

ここでは、幹部として必要な知識はもちろんのこと、幹部としての役割や心構え、視点・視座の持ち方などについても習得してもらいましょう。

 

研修(OFF-JT)では講師から受講者への1-wayの講義だけではなく、講師と受講者の双方向の2-way型講義、受講者同士の話し合いなど、多くの研修内交流ができる場を設けることも大切です。

 

2)経営TOPとのディスカッションを重ねる

経営TOPの経営方針などを直接幹部に伝えることは大事ですが、実際の経営上の判断基準や行動計画の正解は、決して1つではないことがほとんどです。

 

何がBetter ideaで、何が最終的にその時のBest ideaなのかを経営TOPとディスカッションする機会を設けることは、幹部を育てる上でとても大切です。

 

その際、経営TOPは聞く耳をもつこと、幹部は自分の意見をロジカルに発信することが有益なディスカッションとなる条件になります。

 

3)幹部としての経験を積む

7:2:1の法則を思い出してみてください。

7割は仕事上の経験からの学びが役立つということですので、幹部に最も必要な成長の機会は、経験をしてもらうということになりますね。

 

ここで重要なことは「幹部としての経験」を積んでもらうことです。

幹部でなくてもよい経験をいくら積んでも、それはただ忙しくなるだけで、本人の成長には結びつかないということに注意しなければいけません。

 

幹部としての経験とは、例えば幹部としての判断が必要なこと、全社を動かす必要があること、部署をまたいで調整が必要なことなどがそれにあたります。

 

これらを幹部に任せる時には、責任と権限の範囲を明確にして、幹部が自分ごととして判断し、行動できるようにすることも幹部育成の大事な条件になりますね。

 

あなたの会社は、幹部が成長する仕組みはできていますでしょうか。

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