『店舗体幹®』を鍛えて利益重視の店舗経営へ
髙橋店舗経営コンサルティング
〒104-0061 東京都中央区銀座 7ー15-8 タウンハイツ銀座406
銀座線 銀座駅から徒歩 8分
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営業時間 | 9:30-18:00 |
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定休日 | 土日祝日、年末年始 |
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こちらでは、『店舗体幹®』を鍛えるノウハウが店に蓄積される仕組みの中で、「ノウハウ伝授の機会と手段を工夫する」仕掛けの必要性と内容についてご紹介いたします。
※当社の店舗経営コンサルティングは、クライアント様が最終的には自社だけで改善活動を続けられるようになることを目標としております。そのため、コンサルティングの全ての過程を終了した時には、クライアント様ご自身が作成したガイドブックがお手許に残り、いつでもコンサルティングを振り返れるよう設計しております。
働く環境は、時代の移り変わりと共に変化しています。それに伴って働く人の意識やノウハウそのもの、それらを伝える手段も10年前に比べれば大きく変わってきており、今後も同様の変化は常に起きてくるものと予想されます。
例えば、以前は新人研修に2週間かけていたが今では3日しかかけられない、以前は本部と店舗で研修があったが今では店舗だけの研修になっている、以前はマンツーマンで教えていたが今ではなかなかその時間が取れないなど、育成する環境としては一層厳しいものになっています。
そのような環境の中では、最終的に店舗スタッフに知識やスキルを習得してもらうために、従来のノウハウ伝授の方法だけでなく、店舗の状況に合わせた習得しやすい機会や手段を見つ出さなければなりません。
店舗での働く環境が厳しくなっている中、ノウハウ伝授の機会を工夫するとは、従来の育成機会では教える人➡教えられる人だったものに、今ではこれだけではなく、情報を共有する、お互いに教え合う、実際に体験してみるなどの機会を組み合わせるということです。例えば情報を共有することについては、他社・自社の成功事例や新しい試みを共有することによって、自店へそのまま取り込むことやそれをもとにした新しいアイデアが生まれるなどの可能性がでてきます。また、お互いに教え合うとは、一度教えられた内容を受講生同士で教え合うといったことです。受講生同士なので分からないことも聞きやすい、何度も聞けるなどの手軽さがあります。体験してみるとは、例えば他店舗で応援を兼ねて短期間勤務してみると、他の店舗へ行ったスタッフも受け入れた店舗のスタッフもそれぞれの発見が必ずあり、この短期間勤務終了後には両方の店舗で更に改善されることがあるといった具合です。
ノウハウ伝授の手段を工夫するとは、従来はマニュアルの冊子や口頭ベースのものが多かったのですが、今後はそれにスマートフォンやPCを使った社内オンライン学習やYouTubeを使った学習なども組み合わせることが可能であるということです。特にIT環境は今後も進化していきますので、育成手段として利用できるものは積極的に活用した方が良いでしょう。
最後に、ノウハウの伝授は忙しい中で進めなければならないことを考えますと、受ける人が①興味がわくように ②楽しく学べるように ③手軽に学べるように 工夫することがポイントになってきます。