「商品には自信があるのに、なぜか売れない

そんな経験はありませんか?

実はその原因、魅せ方にあるのかもしれません。

 

人と人のコミュニケーションでも第一印象は大切ですよね。

商品やサービスも同様で、視覚情報は顧客に大きなインパクトを与えます。

 

今回は、商品やサービスを単に見せるのではなく、魅せる商品・魅せるサービスについて、業界別に考えてみましょう。

【小売業】目を奪う陳列が購買を生む!

 

売店では、商品が目につきやすい場所に、手に取りやすく、目を引きやすい陳列にしてありますと、売上にも大きく貢献できます。

 

1)展開場所で魅せる

 

商品が目につきやすい場所とは、「通路の突き当たり」や「陳列什器のエンド」の場所などで、それらに売りたい商品を大きく展開すると良いでしょう。

店内の場所にもメリハリを持たせることで、逆に目につきにくい場所にも目がいくことになります。

 

2)取りやすさで魅せる

 

手に取りやすくするためには、棚と棚の間隔や商品と商品の間隔に適度な空間を設けたり、

一番手を伸ばしやすいと言われているゴールデンゾーンに売りたい商品を大きく展開したりすることが効果的です。

POPも商品を説明するという大事な役目がありますが、

POPをつけ過ぎて、商品が取りにくくなってしまうといったことは本末転倒ですので、気をつけたいですね。

 

3)陳列技術で魅せる

 

目を引く陳列にするためには、陳列技術を駆使して、商品をより買いたくなるように魅せることが大切です。

主な陳列技術は、三角構成、ボリューム陳列、段差陳列、リピーティング、シンメトリの5つを知っておくと良いでしょう。

商品の価格帯や形状、陳列する位置などによって、陳列技術も使い分けると更に効果的になります。

 

【飲食業】盛り付け3拍子が食欲をそそる!

 

飲食店の魅せる場の一つは、料理の盛り付けですね。

飲食店では人の五感を刺激すると良いということも言われていますが、まずは視覚的に美味しさを際立たせる工夫をしてみましょう。

盛り付けの基本的なポイントは次の3つです。

 

1)高さを出して料理を立体的に魅せる

 

料理に高低差をつけますと、料理のメリハリがつき、より洗練された印象になります。また、料理全体のリズム感も生まれ、ワクワク気分を高めることもできます。

 

2)彩りを活かして魅せる

 

素材を活かして、お皿の中に、「赤」「黄」「緑」をバランス良く入れ込んでみましょう。

見た目が華やかになり、食欲をそそるものになります。

彩りを活かすためには、お皿の色にも気を配ると更に料理が引き立ちます。

白のお皿は料理の彩りを鮮やかに演出してくれますし、黒のお皿は料理に高級感を添えることもできます。

 

3)お皿の余白を活かして魅せる

 

お皿の余白も視覚情報の一つです。余白をあまりとらず、お皿いっぱいに盛り付ける場合は、カジュアルな雰囲気、ワイワイ感が出て、会話が飛び交っているイメージを演出できます。

反対に、余白を多めにとりますと、上品な洗練された雰囲気になり、落ち着いた会話をされているイメージになります。

 

【サービス業】美容院の印象はこうして決まる!

 

サービス業では美容院の例を見てみましょう。施術の出来の良さはもちろん大事ですが、それ以外にも美容院の魅せ場はあります。

 

1)店内の清潔さを魅せる

 

セット面やフロア、シャンプー台はいつも清潔に保っていることが大事です。

前の施術で切った髪の毛などが残っていますと、清潔感が損なわれ、人によってはかなりの不快感を持たれてしまいます。

また、入口脇の外ガラス面や鏡なども、手跡や拭き跡がないようにしておきましょう。

 

2)スタッフの個性を魅せる

 

スタッフの個性も美容院を選ぶ際の大事なポイントです。会話も勿論その中の要素ですが、スタッフの見た目も大きく美容院の印象を左右します。

美容院ではスタッフの個性はむしろ出した方がよく、

服装や髪型、化粧、アクセサリー、ネイルなどは、顧客の気分を盛りあげる要素でもありますので、常に気を配っておきたいですね。

 

3)美容院の内外装デザインを魅せる

 

美容院で過ごす時間は、クローズドの空間になりますので、内外装のデザインにも凝りたいところです。

カジュアルな雰囲気なのか、ハイエンドの雰囲気なのかによってもデザインは異なりますし、

幅広い年齢層対象なのか、キャリア志向女子対象なのかによっても異なります。

 

以上

 

あなたの店は、ただ見せていませんか?

 

今日から魅せる工夫を始めてみましょう!

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