2-1 ブランディングという発想をする

こちらでは、『店舗体幹®』を鍛える店が長く愛される仕組みの中で、「ブランディングという発想をする」仕掛けの必要性と内容についてご紹介いたします。

※当社の店舗経営コンサルティングは、クライアント様が最終的には自社だけで改善活動を続けられるようになることを目標としております。そのため、コンサルティングの全ての過程を終了した時には、クライアント様ご自身が作成したガイドブックがお手許に残り、いつでもコンサルティングを振り返れるよう設計しております。

この仕掛けの必要性と内容

<何故この仕掛けが必要なのでしょうか?> 
ブランディングのイメージ

老舗と呼ばれる店がありますが、このように店が長い間営業を続けられるということは、その店に愛着を持っている顧客が多いということです。また、老舗への愛着は一時的なものでもなければ、狭い限定的な地域だけのものでもありません。そこには愛着を持たれるだけの理由が何十年にも渡り存在し続けていると同時に、その認知が徐々に広範囲に広まってきたという背景があります。

そのような老舗が長い間愛されてきた理由を紐解いてみますと、老舗は多くの場合、ブランディング(ブランドを構築する=らしさを作り上げる)を確実に長期間にわたり行ってきたからということが分かります。即ち、他者との差別化を図ると共に、その違い・特徴が顧客にとって価値があることと認識してもらえるような行動や努力を続けてきたということです。

従って、店が今後顧客に長く愛されていくために重要なことは、ブランディングという発想を持つと同時に、それが長い間の積み重ねであると理解することと言えます。

<『店舗体幹®』を鍛えるブランディングという発想をする仕掛けとは?> 
ブランディングのイメージ

ブランディング(ブランドを構築する=らしさを作り上げる)は、短期的に達成できるものではなく、中長期的な視点に立って行うものです。確かに大規模な広告を立て続けに展開すれば、顧客のイメージも一度に作られたり変わったりする可能性はありますが、中小規模店ではそのような広告を継続的に展開する余裕がありません。一方では、老舗といえども必ずしも大規模店だとは限らず、街の小さな店でも何十年と続いているところはたくさんあります。

これらの状況を踏まえてブランディングという発想をして、それを進めていくための準備として、現状の分析を行うことがその前提となります。それは主に、競合老舗店が何故顧客に愛されてきたか、何が他者と違っているか、それをどのように顧客に知らせてきたか、顧客の嗜好の変化はあるか、顧客が今求めているものは何か、自店が今まで顧客に提供してきた価値(自店の強み)は何か、それは顧客が自店に期待しているものかなどを客観的に見ていくことです。

これらの現状の分析をした上で、中長期的な視点に立ち自店のブランディングを進めていくことで、初めて長く愛される店になるための仕組みが出来上がっていきます。

 

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